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酔ってる勢いで、大きな仕事の山を超えた勢いで
>「旅」の再定義
英語に訳すと、trip, journey, travelなどが出て来るでしょうが、微妙な差はあります
tripは観光などの比較的短い旅、journeyは目的・期間・手段などを問わない旅、travelは長期旅行あるいは未知への場所への旅
身内噺で申し訳ないのですが、北九州に実家がある私が、5年以上前、熊本は阿蘇の温泉に家族旅行したことがあります。で、阿蘇での宿泊先で、私と父は酒を呑んでいました。で、ちょうど「ドクター・コトー」をやってる時期で、妹がそれを見てたんです。(年金支給年齢になっても未だに気分屋な)父がどなりました。旅先でドラマに集中するとは何事かと。私と母が仲裁に入り、何とかその場を納めました
多分、旅って各人各様でしょうか。私は旅情・途中経過含めて旅だと思っています(父はそれを思いすぎていたんですが)
旅の途中経過をどう過ごすのか、これはかなり問題でしょうか
私なんかは、次のバス・列車などが2時間後とか言われても、仕方ないかと諦めるほうです。長距離タクシーにはお世話になりません(タクシー業界の方、申し訳ないです)
も一つ、私は旅の邪道が好きな方です。集団で旅行行っても、私は基本個人行動です。安芸矢口企画では島根の一畑鉄道さんの貸切を行った例がいいでしょうか。私は一人だけで出雲大社の鳥居の漢文を解読したり、普通観光客が来ないところへ行き、江戸時代からの祠をみたり、蕎麦好きなので出雲蕎麦を食べたり。私は基本、団体でも一人旅です。
以上を踏まえて、旅の方法論を語るならば、鉄道は正直きつい。敷かれた鉄路から「如何に近いか」が問題になると思います。在来線で考えて、長い区間駅がないと、駅への道筋はどうなってるのか、と思うことがしばしばです。下道会総裁氏が書かれてますが、名物ですら駅から距離があるわけです。今の旅人にそれが受け容れられるのか?
駅構内の飲食店を結構使うほうですが(時間的に早朝だったりして駅から出ても無意味なところも多いので)、「来るかわからない客」待ちをする店が駅構内にあってもいいと思うんです。確かに早朝着の夜行などが無くなっていますが、早朝出発する分には6時から開いていると助かる、ということも感じます。
「安・近・短」は車でこそ、成り立つものかもしれませんが、だからといって、高速の上限が提示されたから長距離を目指すというのは、逆効果でしょう。何年前か忘れましたが、高速の九州道で50kmオーバーの渋滞が発生しました。これは正直、玄関口である関門橋から福岡県を通る高速を殆ど使うくらいの渋滞です。「ないわ」と私はその時思いました
ニコニコ動画などで古い鉄道映像資料(史料)を見るにつけ、「高速化」は旅を奪ってるとしか思えません。昔、博多発6時ののぞみに乗って夕方には会津若松まで行けたのには、驚きました(飛行機は嫌いです。航空力学いくら独学しても、鉄の塊が飛ぶのは解せない)
「旅」は何を楽しむものなのか、さらに言えば「旅」自体は楽しめるのか
るるぶ片手に旅をするのもいいでしょうが、場当たり的な旅も楽しいもんです(しかし、これすら、最近ではマニュアル化されてるし)
長文・駄文、失礼しました
酔人、valisでした |
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