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う〜ん、微妙な話ですねえ・・。確かにこのほど、岡山駅「さんすて」に「三省堂」、そして郊外に「フタバ図書」が、相次いで進出し、「どうした、これは・・?」という勢いでした。前者はチラリと、後者も一度、のぞいてはいます。
後者の規模は、ハッキリ言って予想以上のもので、他の書店では入手しにくい、鉄道の書籍なども、ほぼカンペキに揃えられていましたし、全ての新刊書籍が、1フロアにまとめられているのがありがたいですね。
この点が、昔だったら「クレドか旧店舗」、今だったら「上のフロアか下のフロアか」探し回るハメになる、「紀伊国屋」よりも、ポイントが高い。そして何よりも、これほどの規模の書店に、クルマの駐車場の心配がない店は、岡山では多くないですし、2Fに丸ごと、メディア関係を、しかも新品・中古で扱う点が、他店にない特徴と言う気がします。
フタバの問題点は、まだまだ岡山では、「何ですか、それ・・?」という程度の知名度しかないことで、県民にどれだけ、浸透するかがカギとなりましょう。むしろ、広島ではやっているネットカフェを併設すれば、手っ取り早い気がするのですがね。
ただ、私自身から言わせていただくと、下道会総裁さんがおっしゃるほど、書店事情に困ったか・・と言うと、意外とそうでもなかったりします。「紀伊国屋」や「丸善」がなければ別ですが、「どうしても欲しい本は紀伊国屋」へ行けば大抵ありましたが、そこまで行かなければ・・というケースは、あまり多くなかったです。
普段自分が、今まで利用していた、規模の大きな書店は、高松に本拠を置く「本なら何でもそろう・・」です。確かに「フタバ」などと比べると、規模は思いっきりショボいのですが、それでも同じクラスの規模の書店が、近隣にあったとすれば、そこよりは確実に、多くの本を置いてあることが多いのです。スペースの関係から「かゆい」ところまでは届かないまでも、総社の店に「メイド喫茶開業マニュアル」(注:業界引退に付き、他人に譲渡ずみ)があったのは、さすがに驚きましたから (笑)。
まあそうは言っても、私も21世紀の前くらいまでは、岡山の書店のショボさに泣かされ気味だったことは確かでした。宮脇にもない書籍も珍しくないわけで・・。また、岡山では「本当のキワモノ」が入手しにくいのも確かで、例えば「気象庁の天気図 1号用紙」とか、「国土地理院の地形図」とかは、うちの市内の教科書を、一手に扱うA書店では、「うちからは注文できない」と、軽くあしらわれたことがあります(紀伊国屋にはありました)。
そんな困った状況が、かなり改善されたのが、倉敷市水江に出来た、大型ショッピングセンターに入居した、喜久屋書店でしょうね。書籍のそろいがまずまずなのもさることながら、「漫画館」を併設したことで、アニメビデオとかがラクに手に入るようになったのはありがたく、駐車場があって自宅から近いのは、ありがたいことです。
それにしても、岡山市内の書店競争は、恐ろしいほど激しくなりましたね。皆さんのおっしゃる店のほかに、「ドレミ」に「セルバ」が拡張移転しましたし、グランヴィア横の、新しいビルにも、書店があった気が。新刊書籍は、値段競争ができないだけに、「他店にない魅力」で勝負するしかないんでしょうね。
・ICOCA
先日の地元の夕刊専門紙の記事によると、岡山県内では3週間で、「ICOCA」の発行枚数が20,000枚を超え、「ICOCA定期券」に切り替えが可能な64,000人のうち、2割程度が、すでに切り替えたそうです。導入直後は、ほとんど聞こえず、PRビデオの音の方がよく聞こえた (爆)「ピッ」の音も、現在ではある程度、聞こえるようになって来ている感じです。
10月になると、「年度初めに半年定期を求める」客の切り替えがあるでしょうから、もう少し割合は増えるでしょう、一方で普及を阻む問題点もあり・・・
1.新見・宇野・津山など、エリア外の定期
2.水島臨海鉄道・井原鉄道などとの連絡定期
は、「ICOCA定期券」に切り替えができません。特に「2」については、沿線に通う高校生が、通しで定期券を買うでしょうから、あまり伸びないかも知れません。後、山陽本線沿線の定期券において、「岡山〜新倉敷〜福山」(が2駅以上絡む場合)の定期券を「ICOCA」にすると、万が一ネボーしたときとかに、「特急券別払い」でも新幹線を利用できない・・・という問題もあるのかな・・と感じます。
http://green.ap.teacup.com/yamacho3/
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