芸矢口駅・朝日の中で

 安芸矢口駅で交換する上下の始発列車。左が上り始発の856D三次行き、右が下り始発2821D広島行き。2000年8月下旬、よく晴れた朝、午前6時15分頃撮影。

 一枚目の写真の3分前、一足先に到着した856D。後方の巨大な高架橋は山陽自動車道。山陽自動車道後方の橋梁が安佐大橋。安芸矢口駅は島式ホーム1面のみ。芸備鉄道開業当時のホームを改修しながら使っているので、幅が狭く、朝のラッシュ時には人が落ちそうになって危険である。下り専用ホームを駅本屋側に作ろうという話はずいぶん前からあるが、未だ実現していない。また、跨線橋に屋根がないことや、ホームの屋根が短いのもいただけない。左側には側線が見える。時々保線車両が止まっている。構内には枕木やレールなどの資材がしばしば積み上げられている。

 駅舎内の待合室。画面右端が改札口になっている。改札の更に右側に自動券売機とみどりの窓口がある。待合室内には新聞の自動販売機がある。外には飲料の自動販売機、トイレなどが設置されている。

 駅舎全景。全体としては非常にこぢんまりとまとまっている。ここで毎日4千人近い人々が乗り降りしている。

 駅入口方面から望む。安芸矢口駅は大通りには面しておらず、太田川の堤防沿いの少し引っ込んだ所にある。従って駅前とバス通りは少し離れており、「矢口」バス停(中国JRバス雲芸南線ほか)、「矢口駅前」バス停(広島交通バス、川内・安佐大橋線)ともに徒歩で3分を要する。安芸矢口企画・芸備書房本店へは徒歩6分。

側線に止まる保線車両にもいろいろあるが、その中でも最大級の物。2005年9月撮影。


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